ROSSAMが開発したEDLC走行装置とは?




バッテリーレス方式には、フルオート方式とセミオート方式がありますが、大きな違いはなんですか?

フルオート方式はエンジン始動そのものをEDLCで可能としており、走行中もバッテリーの電力を必要としませんが、これに対してセミオートは、始動時に電力が不足する場合バッテリーから不足分の供給を受けます。走行時もEDLCの能力に応じてバッテリーとEDLCの間で僅かですが電力のやり取りをするしくみです。従来のEDLCを単純にバッテリーと並列接続する方式と比べてガッシングの影響を受けにくく、電圧、電流の立ち上がりが速いのが特徴です

どちらが性能が良いのですか?
やはりフルオート方式が理想ですが、セミオートでも、サーキットなどではアイソレーターを外して走行できますので、フルオート方式とまったく同一の性能を発揮できます。公道走行ではアイソレーターがバッテリーとの電力を僅かにやり取りをする為に若干ですがフルオートより能力は劣るものの低価格でバッテリーレスが可能になり従来の並列装着より格段に性能がよくなります。

取り付けはどちらが簡単ですか。
フルオートはイグニッションの配線などを伴い、キャパシタも大きくなることからスペースなどの問題もあり、装着の難易度は高くなります。
これに対して、セミオート方式は非常に小型ですので、殆どの場合エンジンルーム内に装着が可能です。

故障は大丈夫ですか?
フルオート方式は、トラブルの際はオート・フェールセーフモードになり、自動的にノーマル状態になります。
セミオート方式の場合は、セフティー・ブレーカを使いノーマルモードに切り替えられます。

※現在さらに大容量のX-CAP2500を販売しておりますため、
  CAP1及びバッテリーレス装置は生産終了いたしました。

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