具体的にはどのようにしたのですか?

ROSSAMが提唱する
バッテリーレス・EDLC走行装置

昔からエアコンを付けると約リッター2km/L燃費が悪くなると言われてきました。エアコンは間隔を置いてオンオフを繰り返しますが、発電のためのオルタネーターは常に磁気抵抗と駆動抵抗を発生しています。そこで先進的な自動車メーカーは加速中はオルタネーターを停止し、減速中に発電量を大きくする充電制御を施すようになりました。しかしバッテリーにはガッシング作用があり、効率よく充電できない為に僅か数パーセント燃費を改善することしかできません。

これに対して、EDLCは理想的な電源ですが、現在のバッテリーの容量を満たすにはコストが高く100万円ほど掛かります。大容量でないと長期間の停車中に消費されるコンピューターやセキュリティー装置、時計などの電力を賄えないので肝心なときにエンジンが始動できません。

ところがEDLCにも利点があります。容量は小さくとも、瞬間的にはバッテリーを遥かに上回る放電パワーがある点です。
たとえば、乾電池でエンジンを掛けることは昔から不可能と言われてきましたが、EDLCなら小さな乾電池1個分の電力でもEDLCに転送して数回エンジンを始動できるだけの能力を発揮します。

しかもエンジンが一旦掛かってしまえば、充放電が速い分、従来のような大型のバッテリーがまったく不要になり、バッテリーは緊急時や駐車時のバックアップ電源だけの役割ですむようになります。それが今回開発されたEDLC-CAPとコントロール制御システムです。


※現在さらに大容量のX-CAP2500を販売しておりますため、
  CAP1及びバッテリーレス装置は生産終了いたしました。
 
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