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ROOSSAM EDLC
本物の自動車
計測方法
モーターチェッカーなどで、コンディションを計測する方が多いのですが、実際のモーターは負荷をかけた状態でないと、本来の性能が発揮されないのであてにになりません、そのためこのコーナーでは、実走行重視でのテスト結果の掲載をしてまいります。簡単にトルクアップを計る方法としては、RC自動車のフロントを壁面に向け、シャシーの下に厚紙などを敷くことでも、簡単に判断できます。スロットルをオンにしたときの、シャーシー下の厚紙が何処まで飛んでいくかで、瞬発力などの初期応答やトルクアップを簡単に体感できますのでお試しください。
サーキット・スピード比較表
一般的に抵抗の少ないバッテリーほど高性能になりますが、更に電荷の出力速度をアップすることにより、電子系の応答が良くなりレスポンスが上がります。CTRL-CAPの効果により大電流、ハイレスポンスを実現します。
マンガン電池 ■■■
アルカリ電池 ■■■■
ニッカド電池 ■■■■■
ニッカド+CTRL-CAP ■■■■■■■■■■
タミヤ1/10RC車両スタート直後の速度計測
テスト車両
シャーシー タミヤ TL−01
モーター キット同梱540標準品
バッテリー タミヤ 72V-1300mAh カスタムパック
送信機 タミヤ EXPEC SP TTU−03
受信機 タミヤ TRU−01 
サーボ タミヤ TSU−01
スピードコントローラー タミヤ TEU-101BK
測定方法 24GHz ドップラー波レーダー
USA STALKER社
レーダー測定地点   搭載RC ノーマルRC 速度差
スタートから10m地点 1回目 23.9Km/h 22.5km/h 1.4
2回目 23.8Km/h 22.3km/h 1.5
3回目 23.4km/h 217km/h 1.5
装着車両は、初期加速が格段に良くなりました。未装着車は最終的には速度が上がってきましたが、装着車には敵いませんでした。今回のテストは、レーダーによる速度計測なので、加速タイムは不明ですが、かなりのタイム差を感じました。操舵者の感想では、初期の加速があまりに良く、かえって最高スピード達する時間が早いので一瞬ブレーキがかかったような錯覚になるとの事でした。
タミヤ1/10RC車両電流測定
装着RC 未装着RC
負荷ナシ 負荷アリ 負荷ナシ 負荷アリ
低速回転(トリガー最小値にて) 1回目 1.52A 1.75A 1.47A 1.74A
2回目 1.54A 1.74A 1.46A 1.74A
負荷がかかった状態での電流は、CTRL-CAPを装着した場合としない場合では消費電流は同じですが、負荷が無い場合は装着した方の消費電流が低下しています。その分効率よく電流が流れている事を示しています。負荷がかかった場合は、消費電流は同じになりますが、その分モータートルクが上がります。
装着RC 未装着RC
高速回転(トリガー最大値にて)
  無負荷
1回目 7.58A 7.34A
2回目 7.52A 7.32A
3回目 7.51A 7.52A
4回目 7.50A 7.51A
5回目 7.37A 7.23A
6回目 7.30A 7.25A
高速回転では、さほどの変化は見られませんが、実際には、スタートからフル加速をした場合、ドップラーレーダの実測では、10m地点ではすでに時速平均1.5km/hほどの速度アップが見られます。実車スケール換算にすれば、スタート直後の僅か10mで、15km/hスピードアップしたのと同等ですが、特に立ちあがりが速く、初速では格段に上回っています。スタート加速後に伸びないのはEDLCのせいではなく、大本のバッテリーの放電がEDLCの性能に追いつかない為です。従ってRC用EDLCキャパシタとできるだけ性能の良いバッテリーの組み合わせをお勧めいたします。